これは僕が全治3ヶ月の重症のうつ病と診断され
2ヶ月の休職し、
復帰後に病気になった本当の原因を見つけ
病気と縁遠くなった話です
今回の記事では以下3点を目標に書いています
・診断書をもらい休職するまでの実体験を読んでもらい
・うつ病になる事(異常を認める事)への不安を取り除き
・休職することを選択できるようにする
こうして僕は体調を崩した
病前、僕はとにかく頑張れば何でもできると考えていた
「できない」と言うのもだめだと考えていた
できないのは努力が足りないんだとかんがえていたから
「できない」といえるのはやってみて、だれもが納得する理由がなければ言えなかった。
(そんなのは無理だが)
成功しないのは見合う努力をしなかった自分の責任だと考えていた
最も問題だったのはこの考え方が間違いであると思ってなかったことだ
こんな考えで仕事をしていたから誰にでも仕事の結果は関係者全員に受け入れれれなくればならないと思っていた
この考えは、仕事の達成よりも、誰にも批判されないように立ち振る舞うことを目標に変えてしまった。
「お前は優秀ではない」「お前は間違っている」批判から逃げる事ばかり努力していた自分が評価されることもなく
ある日、上司に別室に呼ばれる
「お願いした仕事ができていない」と契約書の内容を見ながら責められる
契約書の内容は特別な技術が必要なわけではない事はわかっている
でもなぜかできない
なんでできないんだろう
難しいと感じている事はわかっているが
何が難しいのかを考えようとすると考えがまとまらなくなる
なぜ考えがまとまらなくなるのかも分からない…
泣きながら謝った
うつ病だと確信持てないと心療内科に行けなかった
後に僕は心療内科に行き、全治3ヶ月の重症のうつ病と診断されるわけだが、
当時は批判されてはいけないと考えているから心療内科に行くこともできなかった
逃げたい気持ちで診療内科に来たと思われて医師に叱られるんじゃないかと思っていたから
自分は病気であることがはっきりわからないから心療内科に行くことができなかった
生活の変化が怖くて心療内科に行けなかった
病名がつくと生活は大きく変わるのではないか?
今の仕事はどうなる?元の仕事に復帰できるの?
休職中の収入はどうなっちゃうんだろう?
知らない事が多いから変化が怖かった
こんな「怖い変化を受け入れる」事と「今の苦しさを何とか頑張って耐える」なら
耐えるほうが楽だと思っていた
結局、病院に行く勇気が持てないままどんどん体調が悪くなり
ある日、僕は職場で過呼吸になった
はっきりした異常、過呼吸を起こす
成果を出せないうえに、心療内科に行って逃げたいって思っている
逃げたいなんて考えていることを知ったら皆、僕を嫌いになるんだろうな
僕はここにいていいんだろうか?
業務中そう考えると、顔の真ん中が重く痺れたような感覚になった
その範囲は広がり続け、喉まで到達したとき僕は呼吸がコントロールできんくなった。
息苦しくて仕事が手につかず、僕はその日職場のソファーで半日寝て過ごし早退した
心療内科の予約が取れない
過呼吸を起こし仕事ができなかった。
周囲からもはっきり異常であると思われた僕はやっと心療内科に行っていいんだと思えた
それでも、心療内科へは行けなかった
近所の心療内科は患者を多く抱え新規患者を受け付けていなかったのだ
次に近い心療内科で予約するがそれでも最速で1週間後の診察だった
心療内科へ行くまでの一週間
心療内科で何を言えばいいのだろう
問診だけなのか?それとも検査をするんだろうか?
今辛いってことを上手に説明できないと「だれでも辛いんですよ」とか言われちゃうんだろうか?
辛くなくなる薬が処方されるのか?
そんな薬は飲んでもいいんだろうか?
本音を言うと、今の仕事から離れたいから診断書が欲しいんだが、どうしたら診断書はもらえるのか
脳の検査とかされてうつ病って判断されないと診断書はもらえないのだろうか?
最終的に以下の内容を伝えることに決めた
今までの経緯
・どんな環境で何がつらかったか
症状
・過呼吸になった事
・今でも喉が重く声が出しにくい
最後にいう事
・自分は休みが必要だと感じたので診断書をもらいに来たと伝える
心療内科へ、あっさり診断書をもらう
診察は以下の流れで進み30分くらいだった
・今までの経緯と症状を話す
・選択式の筆記試験を受ける
・医師の診断結果を聞く
医師からは「体に症状が出ている時点で重症ですよ
あなたはペーパーテストの内容だけでも十分重症と判断できるけど
過呼吸になったのとその後喉が重いって症状が出ているから全治3ヶ月の重症です
診断書出しますよ」と言われた。
医師との会話から薬を出すより、まず休むべきだって考えがあるように感じた。
僕は「診断書ください」は言わなかったが、自分には休みが必要だとおもうので診断書をもらいに来たと言ってもあっさり診断書を作ってもらえたと思う
診断書は5000円だったと思う
会社のルールでは3ヶ月以上休むと休職扱いになるため不安だと伝えると
では全治2ヶ月の診断書にするから様子を見てもう少し休みが必要なら追加の診断書を出そうということになった
結構要求が通るんだなと思いながら帰った
診断書をもらったその後
会社にうつ病の診断を受け診断書ももらえたことを携帯のショートメールで送り翌日職場にもっていった。
上司から何か嫌なこと言われるかと思ったがそんなこともなくあっさりその日から休みになった。
総務とメールで相談し、はじめは傷病休暇を使い、使い切ったら有休休暇を使うことにした。
拍子抜けするくらい休職は簡単に休むことができた。
こんなことなら辛くなる前に心療内科に行くべきだった
うつ病なのかなと疑う時点で行くべきだった
病院で叱られることはなかったし
その後、僕はあっさり休むことができたのだから